専門商社、製紙メーカー、建築施工会社など、今回も多様な業種の営業担当者の方に受講頂きました。
営業の初級者でもお客様や上司から「やるな!」「さすが!」と言われる行動を身に付け、営業担当者としての「土台」をつくることが登竜門の大きな目的です。
1日目は、講義中心の構成ながら、商談プロセスへの理解を深めて頂くためポイントごとに「アイスブレイクシナリオ作成」「傾聴リレー」「仮説構築演習」などを取り入れて進行しました。最後は、講師(お客様役)を相手に電話をかけてアポイントを獲得する演習を繰り返し行い、結果全ての受講者が「アポイントが取れるパターン」「断られても次につながる対応をするパターン」の両方を実践することができました。
2日目は、用意したケースを元に、架空の会社の営業担当者となってお客様(講師)との商談のシミュレーションに臨みました。複数回の演習を通じて、前日に学んだ事前準備からアプローチ・ヒアリングまでの商談プロセスを全受講生が実践し、個別フィードバックも行いました。最後は、ヒアリングした情報を基に提案構築とプレゼンテーションを行ない、優勝チームを決定しました。
1.営業マインドセットアップ
1)企業にとっての営業とお客様にとっての営業
2)できる営業とできない営業の違い
2.商談プロセスの理解
1)商談を効果的に進めていくために理解すべき、
21の行動と16の能力
2)営業初級者に必要な6つの行動と4つの能力
3.事前準備
1)事前情報からお客様を想像する
2)効果的にアポイントをとる
4.アプローチ・ヒアリング
1)アイスブレイク、商談目的を伝える
2)魅力的に自社紹介をする
3)顧客ニーズを引き出す質問
4)問題・ニーズの共有と合意
5)次回の宿題をもらう
5.帰社後の報告
※1日目の最終演習
翌日の商談シミュレーションに向けた、講師相手の実践型
電話アポイント獲得演習
6.商談シミュレーション
1)シナリオ作成
2)アポイントとり
3)訪問シミュレーション
①アイスブレイク ②アプローチ
③ヒアリング
4)報告書作成
5)上司への報告演習
※上記シミュレーションを繰り返して実施
7.提案構築演習
1)提案の方向性検討
2)提案構築
3)発表
8.表彰
1)採点結果発表
2)最優秀チーム発表
3)講師解説
■事前準備
有用な情報の見極め方、情報の活かし方、仮説を立てる・シナリオを作ることの大事さ、など
■アポイント
セールス臭を出さないこと、自分都合・一方的に話さないこと、次につながるトークをすること、など
■アプローチ・ヒアリング
アイスブレイクの大事さ、質問の使い分け方、お客様の返答を受け止めそこから掘り下げること、など
■上司への報告
要点をまとめること、結論から話こと、短時間で行うこと、曖昧でなく正確な情報を伝えること、など
■提案構築・プレゼン
分かりやすく・堂々と伝えること、内容のまとめ方、資料だけ見ずに自分の言葉で伝えること、など
当社の能力評価プログラム及び育成プログラムで行うロールプレイング型演習の様子や、研修で使用する映像教材をご覧いただけます。